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主要なフリーソフト3選・Excelのマクロについて解説

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最近、RPAで業務の効率化が図れると耳にするようになった人も多いのではないでしょうか。 経費削減や、働き方改革の面においても、業務を効率化させることは重要です。
本記事では、そもそもRPAとは何か?や、導入するメリットについて解説します。また、代表的なフリーソフトも紹介します。RPA導入を検討する上で、ぜひ参考にしてみてください。

RPAとは

RPAとは、従来人間が自分の手で行っていた作業をするソフトウェアや、そのソフトウェアを搭載したロボットのことです。精密な作業を行う工場などでは機械化がすでに進んでいるため、作業の機械化といわれると、工場で精密作業をしている産業用ロボットをイメージするかもしれません。この産業用ロボットは主にブルーカラーの仕事を支援しています。
 
それに対してRPAは主としてホワイトカラーの仕事を支援します。複数のアプリケーションを駆使した定型業務を得意としており、以下のようなことが実現可能です。
 
・パソコン操作の自動化
・アプリケーションの自動終了
IDやパスワードの自動入力
・データの整理・分析
 
詳細な判定基準や対処方法をあらかじめ設定しておくことで、変則的な物事にも対処可能となります。しかし、覚えさせていない変則事項には対処できないという弱点があり、そのようなイレギュラーについては人間の手で対応する必要があります。
また、アームなどはついておらず、ハード面を使わなければならないルーティンワークはできません。

RPAを導入するメリット

これまで人間の手で行ってきたことをロボットに任せるのは抵抗がある、という人もいることでしょう。しかしRPAが研究・開発されているのは、機械化することで次のようなメリットがあるからです。ここでは3点に絞ってお話します。

コストを削減できる

RPA導入の目的の1つは、ランニングコストの削減です。ランニングコストとは、対象の設備などの使用開始から終了までにかかる必要経費のことで、人員が増えるとコストも高くなり、経営を圧迫してしまいます。法人企業統計年報には、2016年時点で売上高の16%を人件費が占めていることがまとめられています。  
しかし、RPA導入後は業務にあたる時間が短縮化されることで、ランニングコストの削減が可能です。作業日程の短縮化・作業効率の改善による人件費の削減は、企業の収益に直結するといっても過言ではありません。
 
参考:財務総合政策研究所

人為的なミスを減らせる

人間の作業では人為的なミスは避けられません。業務に着手した初期は経験不足、その後は作業への慣れが注意散漫を招いて、それぞれヒューマンエラーを発生させます。いいかえると、業務に着手した後はいつでも人為的なミスは起こりうるということです。  
ロボットは安定した作業を行うだけではなく、コミュニケーション不足による誤注釈や、定められた工程の意図的な省略によりミスを引き起こすこともありません。ロボットのクラス次第では設定したとおりだけではなく、自己判断で作業を行います。単調な作業による疲労やストレスといった、ミスにつながる原因とも無縁です。
 
そのため、ヒューマンエラーが多発する企業は、RPA導入検討の余地があるといえます。

24時間対応できる

人間は規定以上の長時間稼働は難しく、時間の経過とともに処理速度が落ちてしまいます。それに比べRPAは、24時間365日稼働可能で処理速度は常に一定です。実際にRPAを導入した消費財メーカーでは、3人で7日かけて終える作業を半日で完了させることができたと報告されています。  
RPA導入によって、ルーティンワークへのモチベーションアップに企業側が苦労する必要も、労働問題に頭を悩ませる必要もなくなるのです。単純作業をロボットが引き受けることで、人間はより判断力を要する重要な仕事や、RPAが判断できなかった業務に時間をさけます。さらに、定型業務に携わる人員の採用プロセスも省略できます。
 
参考:RPA TECHNOLOGIES

RPAのフリーソフト3選

とりあえず無料でRPAを試してみたい方にとっておすすめなのが、RPAのフリーソフトです。ここでは3つに絞って説明します。

システム名 特徴
RPA Express ・Work Fusion社が開発
・どのように操作したか自動で記録
UiPath ・UiPath株式会社が開発
・直感的な操作が可能
UWSC ・Microsoft社が開発
・スクリプト言語でアプリの操作可能

 

RPA Express 

https://www.workfusion.com/rpa-express/
 

■特徴

30日間有料版を試すことができる
・お試し期間終了後は無料版に移行することもできる
・無料版と有料版はサポートチームによる管理体制の有無などで使用感に差が出る
・機械学習機能が搭載されているが、開発段階のため挙動は現時点では不安定

■こんな企業にオススメ

とりあえず有料版のRPAを試してみたい方や、ヒューマンエラーの多さで悩んでいる方におすすめします。

■導入事例

米国の医療保険管理者は、案件ごとに内容や氏名などを手入力していました。そのためヒューマンエラーが避けられずRPA導入を決意。その結果、入力の精度が99%にまで上昇しました。
参考:WorkFusion

UiPath 

https://www.uipath.com/ja/resources/free-trial-or-community
 

■特徴

・幅広い業種・規模の日本企業500社以上が導入した実績を持つ
PCの知識が豊富でない利用者でも直感的な操作で利用可能
・非営利団体・小規模事業者・教育機関・研究機関は無料で使用できる
・上記に当てはまらない団体であっても、60日間は無料で利用できる
 

■こんな企業にオススメ

無料で使用できる団体はもちろんのこと、国内企業に導入済みという安心できるステータスを求めている方におすすめします。

■導入事例

大手賃貸会社では、物件登録業務を自動化するためにRPA導入を決断。人力の1/3の期間で業務を終えることができました。
参考:UiPath(ユーアイパス)日本

UWSC

https://www.vector.co.jp/download/file/winnt/util/fh688296.html
 

■特徴

Microsoftが開発し、最新版はWindows10に対応している
Windowsパソコンでの業務自動化には必須のソフトで、有料版と無料版がある
・スクリプトの起動タイミングを調節できる「スケジュール設定」が可能
・チェックボックスを選択するだけで、起動時にビープ音で知らせる機能が利用できる
 

■こんな企業にオススメ

Windowsのパソコンを使用しており、毎日同じ管理画面のデータを収集するなどの事務作業が発生し、それを負担に感じている方、またその業務の効率化を図りたい経営者層にもおすすめです。

 

Excelマクロを使えば無料で解決することも

単純作業を自動化する点から、RPAExcelマクロと比較されることがあります。人間の負担を減らすために作られた両者ですが、実態は似て非なるものです。
 
RPAに頼らずともExcelマクロで解決できる問題もありますので、ここで説明します。

Excelマクロでできること

フォームの作成やデータのグラフ化など、Excel上で実行可能であることはすべて自動化できます。また、VBAというプログラミング言語を使用することで、以下のような作業を行うことも可能です。  
・Wordで報告書などの文書作成
・GmailやOutlookなどを用いた電子メールの送信やPowerPointの資料作成
・インターネット上のデータを収集して情報をExcelに出力すること
 
このように便利なExcelマクロですが、100万件規模など膨大なデータでは処理能力が低下します。

ExcelマクロとRPAの違い

対応範囲とプログラミング言語の知識の有無が異なります。ExcelマクロはExcelの範囲内で活躍し、VBAを利用するとExcel以外の範囲でも対応可能となります。

VBAでもRPAと似た機能は使用できますが、そのためにはプログラミング言語の知識の習得が必須となります。それに対してRPAはチェックボックスに印をつけるだけで基準や条件を設定できます。

有料ソフトと無料ソフトでは、何が違うのか

無料ソフトでは、十分にサポート体制を受けられないケースがあります。運用サポートを受けられない場合は、自分自身で使用方法を調べ学習する手間が発生します。さらに、無料ソフトに比べて有料ソフトの方がより広範囲の用途に対応しています。有料ソフトを試せるRPAもあるので、試用期間中に目的に合うものを探してみましょう。

RPAの有料ソフト3選

ここからは、参考までに3本の有料ソフトの特徴を説明します。

WinActor

https://winactor.jp/brochure-download/
 

■特徴

Windows操作を記録、再現することでパソコンの操作を自動化
・日本語のサポート体制が整っている

■こんな企業にオススメ

Windowsパソコンの使用頻度が多い方、有事の際には日本語でサポートを受けたい方には特におすすめします。

BizRobo!

https://bizrobo.com/products/01base.html
 

■特徴

・サーバー上で稼働する複数のツールを業務に合わせて適切に提案
RPA導入時の検討準備、体制構築、全社的な取り組みを見据えた展開をサポート
 

■こんな企業にオススメ

サーバーを立てる方が効果的であるため、中・大規模企業の管理者におすすめします。

Blue Prism

https://www.blueprism.com/
 

■特徴

Windows全てのアプリケーションや、Webアプリケーションに対応可能とされている
・カード情報を保護する目的で作られた国際統一基準をクリアするほどの強固なセキュリティ
 

■こんな企業にオススメ

どのアプリケーションを利用しても対応できるRPAをお探しの方や、セキュリティ対策などの面で安心してRPAを使用したい方におすすめします。

まとめ

RPAのフリーソフトは無料で利用できる点が魅力的ですが、使用する際の運用サポートや故障の際の日本語でのサポート体制が整っていないと不安でもあります。
無料版と有料版で使用感に大きな差があることも多く、無料版では希望する結果が得られない場合もあります。
 
総合人材サービスのマンパワーグループでは、このような懸念を踏まえ、RPAツールの1つで純国産サービスであるWinActorの導入支援サービスを行っています。
詳細な説明をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

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