RPAツール徹底比較12選

導入のメリット・デメリットや選び方も解説

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今、働き方改革を推進するため、簡単な作業をロボットが行うツール「RPA」の導入が各企業で始まっています。日頃の業務を効率化し、コストを抑えたいという方も多いのではないでしょうか。  
本記事では、「RPA」とは何か、導入のメリット、選び方などをわかりやすく説明します。さらに、厳選した12個のRPAツールについて、主な機能と企業のどのような課題に適しているのか紹介しますので、ぜひ自社に適したツールを選ぶ参考にしてみて下さい。

RPAとは

RPAとは、ロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation)のことで、今まで手作業でおこなっていた仕事を自動化できるツールです。データの収集から統合・入力まで人間に代わって実施できるのが特徴です。POSデータやExcelのデータ入力などにも使えます。AI、機械学習等を含むRPAもあるため、処理をミスしても自分で学習します。
 
自動化できる主な内容は以下の通りです。
 
・データ入力
・帳簿入力や伝票作成
・顧客データの管理
・ダイレクトメールの発送業務

RPAには3つの段階がある

RPAには三段階の自動化のレベルがあります。クラス2以降のEPA、CAにはAIによる機械学習機能も備えているので、クラス1よりもさらに高度な仕事にも対応することができます。反面、クラスが上がるとコストもかかるため、RPAに任せる仕事内容を事前に把握し、どの段階を選ぶかを決める必要があります。それぞれのクラスでどのような処理ができるか確認しましょう。

■クラス1(RPA)

データ入力などの定型作業をおこなえます。ルールで決められたことのみに対応しているので、ルールの変化や業務の変更があった場合、その都度カスタマイズする作業が発生します。導入時に、対処法を決めておく必要があります。


■クラス2(EPA)

AIと連携し、大量のデータを取り扱えます。情報処理、ビッグデータから顧客の傾向分析をおこないます。イレギュラーに対しても的確な対応が可能なため、RPAが苦手としていた非定型の業務も任せられます。


■クラス3(CA)

高度なAIにより、顧客のデータの整理・分析から、適切な結果をだすところまで自動で実行します。学習能力があり、ルール作り・意思決定もできます。

RPAを導入するメリット

RPAを導入することで一体企業にどんなメリットをもたらすのでしょうか。それぞれについて説明します。

人件費を削減できる

RPAが伝票処理やデータ入力などの単純作業を行うことで、これまで人が対応していた分の工数を大幅に減らすことができ、本来の業務に専念できます。結果、残業時間や配置している人員のカットが実現し、人件費の削減にもつながります。

作業効率が向上する

24時間稼働することができるRPAは、速度においても件数においても人の手を大きく上回り作業効率がアップします。また、その正確性から、これまで避けられなかった単純ミスもなくなり、ミスによって起こるクレーム処理の負担も軽減します。 

働き方改革を推進できる

RPA導入により、労働力不足の解消と残業の減少を促進できるので、働き方改革を推進できます。日本は超高齢化社会を迎え、人口の減少・労働力の不足が課題となっています。また、「ワークライフバランス」実現のため、残業を減らすことも重要課題といえます。

RPAを導入するデメリット

RPAはメリットばかりではありません。どのようなデメリットがあるか確認しましょう。

不正利用による情報漏えいの危険

悪意のある第三者による不正利用により、機密情報などが漏えいしてしまう危険性があります。システムを連携している場合はすべてのシステムに影響がでる可能性があります。RPA導入の際に、セキュリティ対策はしっかりしておきましょう。

システム障害による業務停止

サーバーやパソコンなど、システムに障害が発生すればRPAが停止してしまう可能性があります。RPAの業務停止時には、人間が作業を行えるようにマニュアルを作成しておく必要があります。また、データのバックアップはかならず取っておきましょう。

仕様変更した後の誤動作の可能性

仕様変更した際に誤動作が発生してしまうことがあります。設定当初の指示が変更後の指示と異なることで発生します。各部門で連絡を密に取り合うことで、誤動作発生のリスクを回避しなければなりません。

RPAツールの選び方

RPAのツールを選ぶとき、何を基準に選べばいいのかを解説します。

デスクトップ型か?サーバー型か?

デスクトップ型とサーバー型の2種類があります。

■デスクトップ型

パソコン1台ごとにRPAをインストールするタイプです。パソコンユーザーに特化した業務に限定されます。初期費用は低めですが、大量のデータの処理には向いていません。

■サーバー型

サーバーにRPAをインストールするタイプで、集中管理できます。複数のパソコンで利用可能で、大量のデータを扱えます。初期費用が高めです。

自動化したい業務に対応しているか?そのコストは?

汎用型と特化型の2種類があります。

■汎用型

あらゆる操作を自動化できます。しかし、設定作業に時間がかかるのと、仕様変更などの際のメンテナンスが必要となります。

■特化型

人事や経理など、それぞれの業務に特化したRPAです。一連の業務がパッケージ化されており、細かな設定なども不要なので使いやすいです。しかし、それぞれの部署に特化したRPAを導入するとなると高コストとなります。

社内システムとは適合しているか?

RPAの種類は多数存在し、ツールによって特徴が異なります。簡単に設定ができるRPAもありますが、社内システムと適合していないRPAを選択すると設定に時間がかかる可能性があります。導入を検討する前に、RPAを使って何を改善したいのか目的を明確にすることで社内システムに適合したRPAの導入ができるでしょう。

RPAツール12個を比較

そこで今回はおすすめのRPAツールを12個、紹介します。

ツール名 特徴 タイプ
WinActor ・NTTグループによって開発
・日本語に完全対応
・プログラミングスキルがなくても操作できる
サーバー型
デスクトップ型
BizRobo! ・一元管理が可能
・ドラッグアンドドロップで操作が簡単
・セキュリティが高い
サーバー型
Blue Prism ・一元管理が可能
・ドラッグアンドドロップで操作が簡単
・セキュリティが高い
サーバー型
UiPath ・パソコンに不慣れな人でも直感的に操作可能
・クラウドで使われる製品や仮想デスクトップにも柔軟に対応
・作業負荷管理・報告・監査・監視といった管理が可能
サーバー型
デスクトップ型
NICE ・コールセンター業界が生み出したRPA
・サーバー上の処理作業に対応
・オペレーターが顧客と通話中に顧客の属性や購入のデータを分析できる
サーバー型
デスクトップ型
Automation Anywhere ・機械学習を使うので柔軟な動作が可能
・誰でも操作しやすいインタフェース
・定型処理だけでなく、非定型処理も可能
サーバー型
Pega Robotic Automation ・BPMS機能と連携可能
・業務の自動化とプロセスの管理が同時にできる
・仮想デスクトップにも対応
サーバー型
デスクトップ型
WorkFusion ・ドラッグアンドドロップで作成可能。
・録音ボタンを押すだけでタスクを自動化
・日本語対応なし
お問い合わせください
SynchRoid ・RPAの導入支援やトレーニングなど充実したサポート
・複雑なプログラミング不要
・クラウド会計ソフトfreeeとの連携可
サーバー型
デスクトップ型
Autoブラウザ名人 ・ユーザックシステム社が開発した国産RPA
・4プランがあり、自社に合ったRPAが利用可能
デスクトップ型
ipaS ・ PCの基本操作のみでスクリプトを作成可能
・あらゆるアプリケーションの自動化ができる
・ノンコーディングで条件分岐が可能

サーバー型
デスクトップ型
Verint ・操作する人間の操作方法を監視および自動記録
・画面イメージ、文字認識を組み合わせた独自技術を搭載
・デスクトップでの作業を監視し手順のトラッキングを可視化
サーバー型
デスクトップ型

 

NTTのノウハウが詰まったRPA「WinActor」

 

■特徴

・NTTグループによって開発
・日本語に完全対応
・プログラミングスキルがなくても操作できる

■タイプ

サーバー型、デスクトップ型

■こんな企業にオススメ

初めてRPAを導入する企業の方、難しい操作をせずに設定をしたいと考えている企業の方

複数のロボットを作成し一元管理「BizRobo!」

 

■特徴

・業務内容に合ったPRAを提案
・サーバーを1台用意で、複数のロボットを作成
・一元管理可能
・難しいプログラミング技術が不要
RPAの導入サポート体制整備
 

■タイプ

サーバー型

■こんな企業にオススメ

一元管理できるので、中・大規模の会社で作業を自動化したいと考えている企業の方

各部門で利用しているRPAロボットの一元管理が可能「Blue Prism」

 

■特徴

・一元管理が可能
・ドラッグアンドドロップで操作が簡単
・セキュリティが高い
・一切人手を介さない定期的なパスワード変更が可能
・メンテナンスが簡単
 

■タイプ

サーバー型

■こんな企業にオススメ

セキュリティ面が強く、中央管理型の機能を持っているので、金融業や医療などの大企業の方

直感的な操作で複雑なプログラミングが不要「UiPath」

 

■特徴

・パソコンに不慣れな人でも直感的に操作可能
・クラウドで使われる製品や仮想デスクトップにも柔軟に対応
・作業負荷管理・報告・監査・監視といった管理が可能
・日本語マニュアルあり
 

■タイプ

サーバー型、デスクトップ型

■こんな企業にオススメ

日本語マニュアルも展開されているので、RPAを試してみたいという企業の方

コールセンターのオペレーター支援には強力なツール「NICE」

 

■特徴

・コールセンター業界が生み出したRPA
・サーバー上の処理作業に対応
・オペレーターが顧客と通話中に顧客の属性や購入のデータを分析できる
 

■タイプ

サーバー型、デスクトップ型

■こんな企業にオススメ

事務作業が多くなっているコールセンターやカスタマーサポートの方

高いセキュリティで誰でも操作しやすい「Automation Anywhere」

 

■特徴

・機械学習を使うので柔軟な動作が可能
・誰でも操作しやすいインタフェース
・定型処理だけでなく、非定型処理も可能
・セキュリティが高い
 

■タイプ

サーバー型

■こんな企業にオススメ

PC操作に慣れていない人でも使いやすい設計で、RPAを扱う人数が多い企業の方

仮想デスクトップにも対応「Pega Robotic Automation」

 

■特徴

・BPMS(ビジネスプロセスマネージメントシステム)機能と連携可能
・業務の自動化とプロセスの管理が同時にできる
・仮想デスクトップにも対応
 

■タイプ

サーバー型、デスクトップ型

■こんな企業にオススメ

顧客対応が多い、カスタマーサポートの企業の方

無料のRPA「WorkFusion」

 

■特徴

・ドラッグアンドドロップで作成可能。
・録音ボタンを押すだけでタスクを自動化
・日本語対応なし
・無償でアップデートもされている
 

■タイプ

お問い合わせください

■こんな企業にオススメ

無償でRPAを提供しているので、まずはRPAがどんなものかを試してみたい企業の方

ソフトバンク社が提供する手間なし、低コストのRPA「SynchRoid」

 

■特徴

RPAの導入支援やトレーニングなど充実したサポート
・複雑なプログラミング不要
・クラウド会計ソフトfreeeとの連携可
・直感的な操作で動かせる
 

■タイプ

サーバー型、デスクトップ型

■こんな企業にオススメ

海外製だとサポート体制が不安という企業の方

ブラウザに特化した国産RPA「Autoブラウザ名人

 

 

■特徴

・ユーザックシステム社が開発した国産RPA
4プランがあり、自社に合ったRPAが利用可能
 

■タイプ

デスクトップ型

■こんな企業にオススメ

ブラウザに特化したRPAなので、まずは小規模でRPAを導入してみたいという企業の方

あらゆるアプリケーションの自動化ができる「ipaS」

 

 

■特徴

PCの基本操作のみで自動化のためのスクリプトを作成可能
・あらゆるアプリケーションの自動化ができる
・ノンコーディングで条件分岐が可能
 

■タイプ

サーバー型、デスクトップ型

■こんな企業にオススメ

自動化している業務がRPAで実行できるのかわからない、プログラミングは苦手という企業の方

画面イメージ、文字認識を組み合わせた独自技術を搭載「Verint」

 

 

■特徴

・操作する人間の操作方法を監視および自動記録
・画面イメージ、文字認識を組み合わせた独自技術を搭載
・デスクトップでの作業を監視し手順のトラッキングを可視化
 

■タイプ

サーバー型、デスクトップ型

■こんな企業にオススメ

新人や中途入社が多く、研修が多い企業の方

まとめ

RPAを上手に活用することで、業務を大幅に短縮することが可能です。データ入力など単純作業をRPAがおこなうことで、本来注力すべき仕事に集中できます。業務の洗い出しは大変ですが、コストの削減や業務の効率化を考えれば導入を検討する価値はあります。
 
RPAの導入を検討するならWinActorの代理店でもあるマンパワーにご相談ください。

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